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大阪城トライアスロン 10月開催決定 安全運営模索

2020年6月29日

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になっていた「大阪城トライアスロン2020大会」(大会組織委員会主催)は、10月11日に開催することが決まった。大阪城の“堀”を泳ぐことができる話題のスポーツ大会。ポストコロナの「新しい生活様式」が模索される中、大会関係者は「安心、安全な大会運営」へと前向きな一歩を踏み出した。

大阪城の東外堀を泳ぐ参加者ら((C)Satoshi TAKASAKI/JTU)=大阪城トライアスロン大会組織委員会事務局提供

 大会は、大阪市中央区の大阪城公園をメイン会場とし、周辺特設コースでのランとバイクのほか、東外堀をスイム(水泳)コースに取り入れて17年から開催。普段は入ることができない城の堀を競技に使用するトライアスロン大会は「全国初めて」として、国内外で注目を集めている。

 大会組織委事務局によると、本年度は5月開催を予定していたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響に伴い、国際トライアスロン連合(ITU)が今年4月の臨時理事会で「6月30日までのITU関連大会事業の活動休止」を決定。これを受けて組織委は大会を延期することに決めた。

 秋開催に向けては、新型コロナウイルス対策(第1版、5月27日現在)を取りまとめており、今後順次更新していく。必要不可欠とするのは「開催地の住民の理解と協力」で、開会式や閉会式などのセレモニーは中止や縮小を検討。競技中はスタートエリアや観客席、コースについても「密」を避けるよう配慮することを盛り込んでいる。

 一度エントリーしている選手に対しては、改めて出場を呼び掛けるとともに追加募集も予定。詳細は7月中旬までに大会ホームページで案内する。

 同事務局の山田正和事務局長は「開催決定には、さまざまな意見があると思う。今後の状況によっては変更もあるだろうが、やると決めた以上、選手や市民が楽しみ、喜んでもらえるよう前向きに取り組んでいきたい」と話した。


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