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十三市民病院 外来再開へ消毒徹底 迎え入れに意欲

2020年7月10日

 新型コロナウイルス中等症の専門病院である大阪市淀川区の市立十三市民病院は9日、外来診療の再開を前に院内の消毒作業を実施した。産科を除く外来診療を27日から再開する。

防護服に身を包み院内を念入りに消毒する作業員たち=9日、大阪市淀川区の市立十三市民病院

 市立十三市民病院は、感染拡大を受けて松井一郎市長が4月に専門病院化を表明。同月末までに約130人いた入院患者に転院や退院してもらい、1日平均で約500人いた外来患者も別の病院に紹介した。

 5月からは酸素吸入が必要な中等症の専門病院として本格稼働し、約70人の患者を受け入れ、今月9日現在で14人が入院している。

 防護服を身に着けた作業員たちは、病院1階の受付や待合室などを念入りに消毒。今後は2階の消毒や待合室の席の間隔を空けるなど、感染拡大防止を徹底した上で外来患者に対応する。

 西口幸雄院長は「この間に(新型コロナ診療のノウハウ)をスタッフ全員で共有してきた。トレーニングも継続しており、一般患者も迎え入れることができる」と地域医療に意欲を示す。

 松井市長は同日の記者会見で、府内で新規感染者が徐々に増加している時期の外来再開について問われ、「中等症以上の患者はほとんどいない。十三市民病院のベッドが満杯になる状況ではない」との認識を示した。


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