未知の世界を描いた小説の朗読会が21、22の両日、大阪市港区の石炭倉庫で開かれた。あんがいおまる一座がノスタルジー作家綾羽一紀さんの「ラグタイムをもう一度」と「伯爵夫人は雨が好き」を表現した。
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「ラグタイムをもう一度」を朗読するあんがいおまる一座 |
「ラグタイム−」は音楽が禁止され、歌ったり、楽器演奏したりすると処刑されるという星を舞台にした物語。「伯爵夫人−」は地球が全て海と化した時代に、その地球で暮らす人魚が過去へ旅する設定になっている。
1984年の作品だが、同一座は「地球の未来はこうであるかも」との危機意識を持って舞台化。未知の星に移住する日が訪れるかもしれないと指摘し、「今の私たちがわざわざ『SDGs』などと言って、やり方を変えなければならないようでは」と訴えた。
朗読に耳を傾けた会社役員の女性(53)は「音楽を自由に楽しめる今に感謝だ」と話していた。
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