きらめきびと

「結束しやすい」が古里の魅力

大阪鳥取県人会長
川島 清春さん
2020年12月4日

 新型コロナウイルス感染防止のため、夏の一大イベント「鳥取県ファンの集いin関西」が中止となった。恒例の「ふるさと」を合唱する交流も無い異例のシーズンに、大阪鳥取県人会の新会長に就任した。

 3月に脳梗塞で入院した福山琢磨会長(出版社経営)から後継指名された。「放っておけない」と引き受けたものの、7月に81歳になったばかり。県人会の高齢化、会員数の減少が気になる。そこで、関西圏の鳥取県人会や県内郷土会の一本化を思案。「各県人会は歴史もあり、その地独特の県民性もあり、一遍にはできませんが、一つになるには現在がチャンス」と会報で問題提起した。

 自身も、出身地鳥取市鹿野町の同郷人でつくる関西鹿野会の会長だ。鹿野城主亀井茲矩(これのり)は「亀井さん」の呼び名で通った歴史があり、「結束しやすい」ところが古里の魅力と考えている。ファンの集いに例年駆けつける平井伸治知事を引き合いに、県民性をこう評した。「東京生まれの平井さんは鳥取の情に引かれ、知事をやっていると思う」

 母子家庭で育ち、中学を卒業後、地元の農協を経て東洋レーヨン(現・東レ)に入り、名古屋や三島の勤務地で定時制高校に通った。在阪の会計事務所へ転職し、大阪経済大で経営学も身につけ、32歳で独立。奈良県橿原市の自宅と大阪市内の職場を往復する日々。元県人会長の高野泰明さん(元三洋電機社長)とも親しくしている。



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