鶉野(うずらの)飛行場跡地周辺には、多くの防空壕(ごう)が残る。最も大きな地下防空壕は神戸大の敷地内にあり、長さ14.5メートル、幅5メートル、高さ5メートルの空間がある。自力発電所として使用され、現在は市が映像作品を上映するシアターとして毎月第1、第3日曜日に公開している(要予約)。
鶉野(うずらの)飛行場や軍事施設を攻撃してくる戦闘機を迎え撃つためのもので、地下室も完全な状態で残る。設置されていた機銃は「25mm連装機銃」と呼ばれ、1分間に230発の弾を高さ5千メートルまで発射できた。
太平洋戦争中は、姫路海軍航空隊への最寄り駅で、鶉野(うずらの)飛行場で働く兵隊や工員が利用した。駅舎は1915(大正4)年の開業当時から変わらない国登録有形文化財で、現在は地元の米粉を使ったパンを販売し、人気を集めている。
砲弾や爆弾、戦闘機に装備した機銃弾などを保管していた。コンクリートの厚みは壁70センチ、天井1メートルもあり、1トン爆弾にも耐える構造といわれる。内部はアーチ状で、奥には換気口が設けられている。
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