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18日に発売される「大正ゴールド」(リタウン提供) |
河川敷に位置するタグボート大正は昨年1月にオープンしたが、4月ごろから新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて来場者数が激減。しかし、コロナ禍にあっても地元の客を中心に開放的な川沿いでの食事やデリバリーなどの利用があり、地元の人に親しまれる施設に育っている。
オープン1周年を迎え、感謝の気持ちも込めて同区の新しい名物をつくろうと「ビアスタンド マルカ」を運営する合同会社「Marca(マルカ)」の神谷みずき代表が同区限定のクラフトビールの開発に着手した。沖縄にゆかりのある人が多く住み、「リトル沖縄」と呼ばれる同区ならではのシークワーサー果汁入りのオリジナルビール「大正ゴールド」が完成。食事と一緒でも楽しめる1杯だという。
地域の魅力を発信する一つのツールともなるクラフトビール。「大正ゴールド」が新しい名物になるよう、同区の飲食店に向けて瓶ビールの卸売り販売も視野に入れる。クラフトビールを通じて地域の飲食店をつなぎ、共に地域の価値を高める輪をつくることを目指す。
リタウンの担当者は「新型コロナウイルスが猛威を振るう中だが、大正ゴールドが少しでも大正区の皆さまを活気づけられるきっかけになればうれしい」と話している。
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