2022年1月8日

人気の機体 常設展示 美保基地でF4戦闘機

 用途廃止となった航空自衛隊の戦闘機F4EJ改の展示が7日、空自美保基地(鳥取県境港市小篠津町)で始まり7日、現地で記念式典があった。関係者は映画などに登場し人気の高い機体の常設展示により、空自や同基地への関心や理解が深まることを期待した。

 F4EJ改は1972年の初飛行以来、主力戦闘機として全国各地の基地に配備され、2020年3月に全機体が運用を終えた。

 美保基地に展示されるのは機体番号439の機体で、航空ファンから「与作」の愛称で親しまれているという。

 全長19・2メートル、全幅11・7メートル。20年9月に美保基地に空輸され、展示のため燃料系統や火器などが取り外された。YS11とC1輸送機の計2機が常設展示されている同基地南地区(米子市大篠津町)の展示場で展示する。

 式典には周辺自治体や協力団体などから10人が出席し、与儀孝司令が「航空自衛隊の航空活動への理解を深め、美保基地と地域の親交を深めるアイテムとして期待している」とあいさつ。出席者はテープカットし、機体を間近で見学した。フェンス越しにファンらも詰め掛け、カメラを向けて見守った。

 同展示場は一般の立ち入りはできないが、機体は周辺道路から見ることができる。(井川朋子)