2022年1月15日

寒いほど美味 智頭のかき餅 発送作業に汗

 智頭町の那岐地区で、特産品のかき餅の発送作業が進んでいる。かき餅は、素朴な味わいと風味の良さが特長で、同町では寒さが最も厳しいとされる「寒」の時季に作られる。14日も、地元住民らが作業に精を出していた。

 かき餅は同町で「氷餅」とも呼ばれ、寒い時季に食べられていた郷土食。子どものおやつとしても親しまれていた。地元住民らでつくる那岐特産品開発研究会が1992年から販売用に製造を始めた。もち米「鈴原」に黒豆、青のり、ニンジン、シソ、ユズを練り込み、寒風にさらしてカビがつかないようにする。

 同町西宇塚の作業所では、会員らが色鮮やかなかき餅を数枚ずつまとめて、わらで編んでいった。3月上旬まで注文を受け付け、鳥取県内外に発送する。代表の国政勝子さん(82)は「寒かったので良い餅ができた。いろんな味があるので、ぜひ楽しんで食べてほしい」と話した。

 1セット80枚。送料込みで3500円。問い合わせは電話090(7136)8515。(浜中裕一朗)