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今語り継ぐ戦争 59回目の夏 戦争遺跡の戦後
2004/08/16
"物証"を保存、次世代へ
戦後六十年近い今日でも、実際に触れることのできる“戦争の物証”はごく身近に存在する。旧軍関連施設や戦災建物などの「戦争遺跡」だ。近年、市民の間でこれらを保存・活用し悲惨な戦争を次世代へ伝えようとする動きが広まっている。文化庁は〇二年、将来的な国指定史跡に向け全国の代表的な戦争遺跡五十カ所を詳細調査対象に選んだ。明治期以降、市中心部に東洋一の兵器工場を置き“軍都”として発展した大阪市も例外ではなく、大阪城天守閣前に残る旧陸軍第四師団司令部(大阪市中央区)など数カ所が選定されている。しかし一方では保存の声もむなしく、都市開発の陰で姿を消す貴重な戦争遺跡も多い。
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