美身伝心

セルフケアで印象チェンジ(2)

2016年11月4日

ヘア編

髪にとってツゲのくしは素晴らしいケアアイテム

 メークやファッションが決まっていても、ふとした瞬間に与える印象が悪ければ台無し。けれどちょっとした意識や習慣で印象は変えられます。

 『髪は女の命』と言いますが、印象に関していえば実に的を射た言葉です。汚れていれば不潔な印象を与え、清潔であれば女性らしい美しさを印象づけます。

 また、気分転換に髪を切る人がいるように、髪を整えるのは自分自身にとってもプラスの効果を与えます。

 【ヘアケア】

 何より大事なのは洗髪です。日本は湿気が多いため、汗や油で汚れてしまった髪を放置しておくと毛穴が詰まり、健康な毛髪育成の妨げとなります。洗髪時にしっかりと頭皮をもみ、毛穴のつまりを除去しましょう。洗髪用のくしなども売っていますので、手に力が入らない人、反対に強く刺激しすぎてしまう人にもお勧めです。

 また、髪のキューティクルを守ることで艶やかな髪を保てます。キューティクルは髪の表面にあるうろこ状の層です。これが開いていると乾燥して痩せた髪になり、切れ毛や枝毛の原因になります。

 一般的に、美容室では髪は風量の強いドライヤーで一気に乾かします。髪は長い間熱風にさらされると、キューティクルが開いてしまうからです。家でもできるだけ素早く一気に乾かし、最後は冷風でキューティクルを閉じてあげましょう。

 【ブラッシング】

 日本には“ツゲのくし”という素晴らしいケアアイテムがあります。つばき油などのオイルを使って梳(くしけず)れば、静電気を抑制しながら髪に栄養を与えることができます。そういえば家のどこかにあった気がする、という方はぜひ日常使いしましょう。獣毛のブラシも頭皮の油を毛先に届け、キューティクルの方向を整えてくれるのでお勧めです。

 ただし、どちらもぬれた髪に使っては逆効果。摩擦で痛みの原因になるのでご注意ください。

 美しい髪はそれだけで飾りのようなものです。一見面倒に見える洗髪やヘアドライも、ぜひ宝石を磨くようにお手入れしてください。毎日の小さなケアは、決して消えない飾りを手に入れる鍵なのです。

 次回は「香り編」です。

 (大阪校講師・広山ちひろ)