関西あの人この人

新世代の病院モデルに

正幸会病院院長
東大里さん
2018年6月13日
「心の通うふれあいと優しさの医療を提供するように努めたい」と話す東院長

 「患者さんがきちっと継続的に治療を受けていただくツールの助けになれば、と思って導入しました」

 地域に愛される医療機関を目指している正幸会病院では、6月からスマートフォンなどを使って遠隔地の患者を診察するオンライン診療を導入した。

 患者の中には生活習慣病などの慢性疾患を指摘されたり、治療を始めたが「通院時間がかかる」「仕事や環境の変化」「体力的に通院がきつい」などの理由で、治療を中断するケースもある。そんな診療時間を確保できない患者にとってオンライン診療は、自分のライフスタイルの中で診療時間が確保できると喜ばれそうだ。

 具体的なメリットとしては「予約が24時間可能」「診察の待ち時間がない」「診察費などはクレジット決済」「薬は自宅へ配達」「医師以外に会うことがない」−などが挙げられる。

 東さんは大阪大医学部卒業後、大阪警察病院などで消化器がんや炎症性腸疾患の診断・治療、内視鏡検査(胃・大腸・ダブルバルーン小腸・カプセル)や治療(早期がん、良性腫瘍の切除)など消化器内科診療に携わった後、正幸会病院の院長に就任。以来、「正確で迅速な信頼の医療」を心掛けている。

 「やみくもにオンライン診療ありきではない。触診しないと診察ができないケースや初診は対面診療ですが、オンライン診療の導入によって、新世代の内科病院のモデルとなりたい」

 大学までバスケットボールの選手だったという。現在の趣味は「子どもの頃からピアノを弾いていたので、今はミュージカル鑑賞」という。

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