大森均の釣れ釣れ草

ワカサギ釣りに行こう!

2016年12月16日

今月中旬から急上昇「余呉湖」

余呉湖のワカサギ釣り風景
これほどの釣果も決して珍しくない

 冬には釣りの対象となる魚はわずかに限定される。まして女性や子どもでも手軽に楽しめるとなると、ほとんど皆無に近い。しかし、12月〜3月がベストシーズンのワカサギ釣りは、100尾単位の釣果が期待でき、ファミリーフィッシングにうってつけ。氷結した湖での穴釣りのイメージがあるが、関西では管理釣り場の桟橋からの釣りが中心になっている。回遊してくると、あの可憐(かれん)な魚体が鈴なりになって上がってくる。あとはくれぐれも防寒を万全にして出かけること。その道具立てと釣り方、12月中旬から釣果がうなぎ上りの釣り場「余呉湖」をご紹介する。

 ▽道具・仕掛け

 チヌの筏竿(さお)の短めに、カウンター付の小型リールの組み合わせがよい。タナ(魚遊層)が判断できるのでカウンター付が断然有利。道糸は1号を20メートル巻く。仕掛けは市販品で十分であるが、購入の際の基準は、細地袖の2・5号でハリス0・4号、幹糸0・6号の7本針。オモリは2号程度のものがその中に既にセットされている。餌は、赤虫かベニサシを使うが、赤虫は、頭の黒い部分をチョン掛けに、ベニサシは頭を1番目の針に、尻の部分を2番目の針に共にチョン掛けし、中央部分をハサミで切って1匹の虫を二つに使う。

 ▽釣り方

 釣り方のポイントは、1メートルきざみで糸を出しながら下層へ探り、次に下層から上層に探りながら、タナを早く見つけることが重要。ゆっくり巻き上げて、時々手首を軽くあおって誘いをかけ、一呼吸止めてアタリを待ち、また1メートル巻く、という循環。アタリはピリリッ!とした向こうアワセで針がかりするので、きいてみるようにソフトにあわせること。そこでカウンターをチェックし、次回からはアタリがあったタナに直撃という算段。

 ▽釣り場

 「余呉湖」

 琵琶湖の北端からわずかに北に入った余呉湖は、北陸自動車道「木之本IC」から国道365号線で約5キロ。JRなら北陸線「余呉駅」下車して徒歩約10分。景観は抜群。釣り桟橋のすぐ横に総合案内所とレストランを兼ねた「ビジターセンター」があり、餌や仕掛けの販売に加え貸し竿もある。餌はベニサシ、赤虫のどちらでもよい。

 開場は午前6時で午後5時終了。遊漁券大人1400円、子ども800円。問い合わせは電話0749(86)3033、ビジターセンター。

 ◆ワンポイントアドバイス

 水深が3〜4メートルと浅いため、水温が不安定な時は釣果にもムラがある。従ってタナは、終日底近くを攻めよう。

週末のイチオシ気配

■船(1)■北港・大阪

 タチウオ復調気配。いよいよ今週末から来週末まで潮回り良く大釣り必至。メーター超期待。タチウオテンヤ40号、エサはイワシ。要予約。▽ヤザワ渡船=電話06(6573)7712

■船(2)■加太・和歌山

 カワハギ堅調。田倉崎沖に出て同魚15〜30センチがいい人で10〜20尾程度の安定した釣果が出ている。エサはアサリまたはシラサエビ。要予約。▽三邦丸=電話050(3532)9619

■磯■袋・和歌山

 グレさらに上昇。12日、一の島でグレ30〜35センチ前後を8人のグループが130尾。同日、コジで同魚30〜42.5センチ44尾(2人)。水温は現在20度前後。完全予約制。▽かわばた渡船=電話0735(62)0052

■波止■南港・大阪

 チヌの良型が狙える。オキアミをエサにフカセ釣り、エビ撒き釣り、前打ちのいずれの釣法でも今の時期は比較的良型がそろう。35〜50センチがいい人で1〜3尾。▽丸高渡船=電話06(6613)1075

■投げ■岸和田・大阪

 例年のことながら、沖一文字を中心にカレイが接岸する。エサは青イソメ。いい人で20〜30センチが5〜8尾程度期待できる。15〜30メートルラインに群れているので近投で勝負。▽岸和田渡船=電話072(436)3949

■管理釣り場■小柿渓谷・兵庫

 15〜20センチのアマゴがいい人で10〜20尾。14日、つどい橋下流で同魚15〜21センチ11尾。同釣り人の仕掛けは、ハリス0.4号、アマゴ針4号。エサは生イクラ。▽漁協事務所=電話079(569)0693

■ワカサギ■余呉湖・滋賀

 今季最高釣果(500尾以上)出現!年末にむけてさらに上昇。現在水温9.5度。ノベサオ3メートル、ハリス0.4号、胴突き7本針、オモリ1号。エサは赤虫または紅サシ。▽余呉湖漁協=電話0749(86)3033

 (大阪日日APG 川崎禎昭)