大森均の釣れ釣れ草

釣りは基本が大切

2017年7月3日

須磨海釣り公園&平磯海釣り公園の釣り教室

売店やトイレの設備が整い、魚種多彩な須磨海釣り公園

 我流で釣りをしていると、よほど天性の素質がない限り上達しない。何より釣りは基本が大切であるが、本で読む知識よりその必要な局面で実際の指導を受けると吸収の深さが違う。最初の師匠が誰か、それが釣り好きのお父さんなのか、友人なのか、それとも釣り界に名をはせる名人なのか、その影響は終生受けるものだ。

 少年期の夏休みに母の郷里に行く大きな楽しみの一つは、叔父の親友である私の最初の師匠に本格的な釣りを教えてもらうことだった。ある年は、久慈川の河口に小舟を浮かべてハゼ釣りに行った。「ハゼは動きがあるものには興味を示す。絶えず誘いをかけることが必要」と教えられ、その通りにすると途端に釣れた。

 ある年はその上流にヤマベ(ハエ)釣りに出かけた。まき餌をすると浅い川底で無数のヤマベが反転してキラキラ光って見えた。その時「まき餌の切れ目が縁の切れ目、45度上流に仕掛けを投入してまき餌と同調させる」との言葉は小学生にとっては妙に印象的だった。

 生まれて初めての夜釣りでイシモチを狙った際には、スピニングリールは、右利きの人は左手で巻くようきつく矯正された。そんな釣行の折に触れさまざまな釣りの科学をわかりやすく教えてくれた。師匠の教えは半世紀を経た今も確実に役に立っている。

 ▽釣り教室で基礎を学ぼう

 神戸市立須磨海釣り公園(電話078・735・2907)と平磯海釣り公園(電話078・753・3973)で、これから11月初旬までに行われる釣り教室を紹介する。何事も基礎を学ぶことが上達への近道だ。

■「親子海釣り教室」

 ▽須磨海釣り公園 

22日(土)・8月5日(土)・19日(土)・9月2日(土)・16日(土)・10月7日(土)・21日(土)・11月4日(土)

 ▽平磯海釣り公園 

8日(土)・29日(土)・8月26日(土)・9月9日(土)・30日(土)・10月14日(土)・28日(土)

 【対象】小・中学生とその保護者

 【受け付け】午前10時〜同11時

 【参加費】1人につき1400円〜(基本釣り料・貸竿(さお)・餌・仕掛代含む)

 ※両教室とも事前申し込みは不要。開催日に各公園料金所にて「親子釣り教室参加」と告げて申し込む。指導時間は入園時間より4時間

■「日本釣振興会のウキ釣り教室」

 ▽平磯海釣り公園 

26日(水)・8月23日(水)・9月27日(水)・10月25日(水)

 【対象】子ども(10〜15歳以上)

 【指導時間】各日とも午前7時〜同11時、雨天決行

 【申し込み】事前申し込みのみ受け付け(電話またはファクス078・783・8519)

 【参加費】手ぶら1500円、竿持参1500円、釣道具・エサ持参千円

週末のイチオシ気配

 ■船(1)■泉佐野・大阪

 すこぶるおいしい大型マアジ(37〜43センチ)が好調。潮次第で5〜15尾。さらに上向き。胴突き3本針で、オキアミ刺し。オモリ30号。要予約。▽海新丸=電話0724(69)2332

 ■船(2)■東二見・兵庫

 鹿の瀬、二見沖に出船するマダコが上昇気配。0.3〜2.0キロが20〜50パイ見込める。タコエギ使用。オモリ50号。要予約。▽西海丸=電話078(942)6480

 ■船(3)■阿尾・和歌山

 トフに出船してイサギが終盤に入り堅調。連日、30〜40センチ60〜70尾程度が竿頭。ハリス3号、テンビン3本針、オモリ120号。▽岬丸=電話=0738(64)2975

 ■磯(1)■切目崎・和歌山

 底物期待。例年、この時期にイシダイ、イシガキダイ複数尾上がる。イシダイ針15号、オモリ30号。エサはウニ。アタリ頻繁。▽庄門丸=電話0738(43)0517

 ■磯(2)■尾鷲・三重

 グレ40センチ超1〜3尾のほか、外道にイガミの大型やマルハゲ、アコウ、ガシラ等お土産多彩。エサはボイル。▽宮城野渡船=電話05972(2)1347

 ■筏■衣奈・和歌山

 連日、チヌ45センチまでがコンスタントに姿を見せるようになった。コイズキ筏で35〜45センチ2〜5尾。エサは丸貝とサナギ。▽中長渡船=電話0738(66)0657

 ■波止(2)■神谷一文字・和歌山

 暑い日中を避けた夜釣りでイサギのカゴ釣りがオススメ。25〜35センチが5〜10尾前後期待できる。他にチャリコなどまじる。▽かみや荘=電話0738(65)1992

 ■投げ■泉佐野一文字・大阪

 キス上昇気配。1番でキス15〜23センチ10尾程度は見込める。地合いが遠のいた時間帯にカゴ天秤仕掛けで良型アジを狙える。▽菊川渡船=電話0724(62)8945

 (大阪日日APG 松田勝也)