大森均の釣れ釣れ草

渓流釣り師の元旦 2018渓流開幕!

2018年3月5日
渓流の女王アマゴ

 今年も渓流解禁がやってきた。渓魚たちにとって種の保存のための体力の消耗は、海に棲(す)む魚の比ではない。秋から春まで厳然と禁猟期間が定められているのはそのためだ。

 渓魚といえば深山幽谷の流れに棲む…というイメージがあるが、関西の渓流釣りのポイントは人里に近いところに多くある。それは、漁協が稚魚や成魚を管理するエリア内に放流して入川料を徴収するスタイルが一般的であることから、人里に近いところにそのポイントが多くできた。解禁当初は魚も多く渓流釣りの入門にも最適で「一度渓流釣りに…」と思っていた人にはぜひおすすめする。

 ▽例年以上の釣果を期待

 早いところでは2月の上旬から解禁しているが、近畿圏での渓流釣り師にとっては、3月1日が元旦のようなもので、この日を境に磯の道具をしまって渓流に出かける釣り人も多い。しかし、まだ水温も相当低く、黒いサビが残っている魚体は回復途上。雪解け水に洗われて美しい姿に戻った渓魚に出会いたいなら水温の高い下流部がおすすめできる。

 アマゴの生育状態は悪くないというのが、今年の一般的な状況予想。和歌山の各漁協に電話をかけると「前年に放流した稚魚と発眼卵が順調に育っていますので、例年以上の釣果を期待できそうです」と、日置川漁協も日高川漁協でもまったく符合するコメントが得られた。

週末のイチオシ気配

 ■船(1)■比井・和歌山

 ラングイに出る良型寒サバ(35〜45センチ)上昇気配。同魚70尾前後が竿頭。竿2.1〜2.4メートル、オモリ50〜80号、ハリス5号、胴突き6〜7本針。大型の寒サバ、脂がのってすこぶるおいしい。要予約。▽岬旅館=電話0738(64)2975

 ■船(2)■加太・和歌山

 田倉崎沖で早朝便のマアジが釣れ出した。同魚30〜45センチの良型がそろって20〜30尾。お土産は間違いない。要予約。▽三邦丸=電話050(3532)9619

 ■船(3)■北港・大阪

 半夜便メバル好調。神戸空港付近の半夜釣りで同魚15〜24センチ20〜30尾。エサはシラサエビ。オモリ30号。集合午後4時。要予約。▽ヤザワ渡船=電話06(6573)7712

 ■磯(1)■大引・和歌山

 この時期は、マダイやチヌが適当にまじるような釣り場が理想。すでにマダイ70センチを始め50センチ超がポツポツ上がっている。ウキ下深め(6ヒロ)で狙える。水温12〜13度。▽上野渡船=電話0738(65)1222▽村井渡船=電話0738(65)1041

 ■磯(2)■中紀神谷・和歌山

 アリ島の磯でフカセチヌ上向き。この時期40センチ以上2〜3尾が4月にかけて3倍増することは例年のデータが示している。中紀周辺の磯の傾向は同じなので出かけるなら今!▽佐知丸=電話0738(65)0736

 ■波止■西宮ケーソン・兵庫

 今週末あたりから大阪湾一帯でハネが一気に本格化の気配濃厚。とくに、大阪湾最奥部の鳴尾浜、甲子園浜、西宮浜あたりが期待できそう。▽フィッシングMAX武庫川店=電話06(6411)4848

 ■ワカサギ■佐中ダム・兵庫

 ドーム中や桟橋の分かれ目付近でワカサギ5〜8センチ50尾前後の釣果。ドームでは電動リール有利。ハリス0.3号、ワカサギ針1号7本。エサはベニサシ。▽ハイマート 佐中=電話 079(593)0888

 (大阪日日APG 川崎禎昭)