連載・特集

大阪ヒト元気録

悩んでいる人励ます歌を

兄妹ユニット「ISSIN」ボーカル
飯沼藍子さん
2010年5月26日

商店街で区役所で城東区拠点に発信

ISSINでボーカルを担当する藍子さん

 「音楽から希望を感じ、自分らしく生きてほしい」−。城東区を拠点に、兄妹ユニット「ISSIN」で歌う。込める気持ちは悩んでいる人を助けたい「一心」であり、暗い雰囲気を変える「一新」、「維新」でもあるという。28日には同区役所内でのロビーコンサートに出演予定で、「多くの人に音楽を届けたい」とアピールしている。

■意気込み新た

 大阪でストリートライブなどを展開していた兄のゆうきさんと共通の友人の結婚式で共演したことをきっかけに、2002年に結成。曲作りは主にゆうきさんが手掛け、藍子さんはボーカルを担当する。

 「自分たちの曲の多くはメッセージソング。悩んでいる人でもちょっとしたきっかけで元気にもなれると思うので、その手助けができれば」。

 プライベートでは2008年に結婚、09年には出産と生活環境ががらりと変わったが、音楽活動は継続。「意識して時間をつくらないと音楽活動ができなくなり、あらためてISSINは自分が生きる上でかけがえのないものだと気付けた」と、意気込みを新たにした。

■地元の応援支え

 活動の大きな支えになったのが地元大阪の人らの応援。月2回ペースで開くコンサート活動などで、多くの人と出会い、励まされてきた。今年5月には「地元の人と近いところで歌いたい」という思いから、京橋中央商店街の快諾を得て初の商店街コンサートを実現させた。

 「商店街の活性化にもつながればと思ったが、お店の人たちが商店街のことはいいから、バンドをしっかりアピールしないさいって。コンサートにも集まってくれて、自分たちのお父さん、お母さんのようでとても温かかった」。

■客席にママ友?

 ロビーコンサートは28日午後8時から、入場無料。出演は4年ぶり2度目で、地元の人らも気軽に訪れることができる貴重な機会に「日常の自分を知っているママ友らが来るかもしれないと思うと恥ずかしい気もするが、やっぱりうれしい」と気合が入る。

 当日は4月に発表した3枚目のマキシシングル「だいじょうぶ」からの曲を中心に、皆が口ずさめるようカバー曲も入れ、全5曲を披露する予定。

 「純粋に音楽を楽しんでもらいたい。ISSINが城東区で頑張って活動していることを知り、地元で応援してくれる人が少しでも増えればうれしい」

 ○…マキシシングル「だいじょうぶ」の1曲目「生きて」は自ら死を選ぼうとする人らに向けたメッセージソング。「どんなに今苦しくても、生きて、生きてほしい−」。歌声はやさしく、包み込むように響く。

 ISSINの詳しい活動内容などはホームページ(http://issin.net/)へ。

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