2018 トップの決意

 2018年が幕を開けた。大阪、日本、そして世界を変えようと、企業・団体の代表者らが動きだしている。「トップの決意」を随時紹介する。

新しいことにチャレンジ

BM心理センター所長(大阪市北区)
前原 弘昌さん
2018年2月8日

 筆跡心理士を養成する日本筆跡学院の教頭を務めている。そこで今年の目標を俳句にした。「吾(わ)が名をぞ 磨きブランド 立ちて春」。自分を磨いて自分の名前をブランドにしていくことを誓って出発する思いを込めた。

 筆跡心理士は診断を依頼する人の筆跡特徴からその人の行動、考え、人間像を読み解く。その人がどうなりたいかを聞き、こういう書き方をすれば良いとアドバイスしている。

 しかし、依頼者の約7割の人は人間像を伝えると「悪い面も言ってほしい」と言って来る。これは謙虚さもあるが、自信のない表れではないか。

 私はバイクで米国を旅行した。米国は州によってはヘルメットをかぶらなくても良いようになっている。風を切って走るためにヘルメットをかぶらずに乗っていたら、額に虫が当たった。目に当たれば失明したかもしれない。日本ならヘルメット装着は義務のため「守ればいい」と軽く考えて顎ひもをしないが、米国は自分の選択だから責任も自分で取らなければならない。

 米国に比べて、日本は自分で決めて行動する習慣が乏しいように思う。自由=自己責任と考えると、何のために行動し、生きるかを考えることで自信につながっていくのでは。

 文字の書き方を変えると深層心理が変わり、行動、習慣が変わる。運の良い文字を書くことで自分の未来をより良い方向に導いていくのが筆跡心理学だ。

 特に名前はその人の分身そのもの。私は依頼者の希望を聞いて「こんな書き方はどうですか」と、未来の自分を創る筆跡特徴を取り入れた名前を書かせていただいている。それを丁寧に書くことで、イメージトレーニングになる。

 冒険家の三浦雄一郎さんは80歳で世界最高峰のエベレストに登頂した。私はまだ65歳。「じじい」づらにはまだ早い。バイクでシベリアを走破することも考えている。