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さわやかNPO |
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2009/02/22
地球温暖化の改善のため太陽光発電設備の設置を推進しようと二〇〇七年九月に設立。NPO法人という中立的な立場でメーカーと設置希望者の双方に、情報提供や設置のための計画立案、アドバイスなどを行っている。 理事長の辻田充利さんが、太陽光発電設備の設置工事を実施している知人から普及が進んでいない現状について話を聞いたのがきっかけ。「化石燃料を使うと温暖化の原因とされる二酸化炭素が多く出るし、いつかは枯渇する。新エネルギーにはこれまでも興味があったので、自分でも何かしたかった」 独学でメーカーによって異なる太陽光パネルの性能やさまざまな設置方法を勉強。NPO法人設立後は設置希望者の問い合わせに応じ、規模、予算、家の形状などに合った設置方法などをアドバイスしてきたが、「なかなか普及していかない」というのが実感だ。 同NPO法人によると、一般的に一世帯が一日に必要とする電力量・約四キロワットを発電するためには約三百万円(太陽光パネル代、工事設置費用込み)がかかるとのこと。元を取るためには約十五年、中古のパネルなどを使い費用を抑えても八年は使い続けなければならない。この費用対効果がネックという。 普及を進めるキーポイントとして考えるのは行政の強力なサポート。今後はシンポジウムなどでより多くの人に情報を発信し、国や自治体によるこれまで以上の設置補助の機運を高めることも検討している。また国内に限らずカンボジアなど海外での普及にも尽力する方針で動いている。 辻田理事長は「それぞれの家庭に合った太陽光パネルを教えてあげたい。設置だけでなく、太陽光発電で知りたいことがあれば気軽に電話してきてほしい」とアピールしている。 |
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2009/02/08
企業で働く人たちの健康管理を経営的な視点でとらえ、戦略的に実践する「健康経営」の手法を普及、啓発している。健康管理が企業経営にとって重要性を増す中、従業員の健康と会社の利益が両立できる関係の構築を目指している。 健康経営という考え方は、理事長で大阪ガス統括産業医の岡田邦夫さん(57)らが提唱。経営者や健康保険組合の関係者らを対象に約五年前から研究会を開いており、二〇〇五年に法人化した。 健康経営は、三つの大きな柱で構成される。第一の視点は、個人が行う健康づくりが、投資に見合った効果を出しているか。例えばサプリメントを接取し過ぎて体調を崩せば、利益にならない負の事業を起こしたことになる。 次に企業が行う健康診断などの健康づくり事業が、利益を生んでいるかどうか。事業を実施することで企業の生産性や創造性が上がり、休業率や労災などが減っているかが問われる。 最後は、経営者が従業員の健康づくりにどれだけ投資するかという経営判断。従業員が心身共に健康で、前向きに仕事に取り組める環境をつくることで、生産性や従業員の士気が向上するという。 こうした考え方を普及するため、企業や健保組合の関係者らを対象とした研修会を開催。健康づくりのコストを下げ、最大の効果を生み出すにはどうすればいいかを説いている。 特に力を入れているのが、企業の健康管理を担当している現場の若い担当者に対する啓発。「将来、経営層になったとき、健康経営の考え方を普及することができる」(岡田理事長)ためだ。 岡田理事長は「企業のリストラで従業員が減り、一人一人の労働時間やストレスは増加している。従業員の健康という資本を経営者がどう考えるか。経営者の役割は大きい」と指摘。従業員が健康に働ける環境づくりに向け、経営者のトップダウンを期待している。 |
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2009/02/01
子どもへの暴力や性教育の問題をはじめ、近年注目を集めるインターネット機能を使ったいじめなど、当事者の声を「聴く」ことを重視。課題解決のため、その時々に応じたプログラムを編み出し、学校の子どもや地域の大人に向けて啓発活動を展開する。 北野真由美代表理事(51)らが堺市で「子どもへの暴力防止プログラム(CAP)」に取り組んだのが活動の発端。子ども自身がさまざまな暴力から自分を守る力を持っていることに気付き、その力を引き出すよう、学校などに出向いて講習会を開いてきた。 「安心する」「自信を持つ」「自由に生きる」という三つの権利は「生きるために絶対必要なもの」と説明。それらを守るために「断る」「逃げる」「相談する」などの対処法を伝え、子どもらに実際のやりとりを演じさせる手法で理解を深めてもらう。 こうした取り組みを始めた背景には、北野代表理事がホームステイの留学生を受け入れていた体験がある。 海外の留学生は、自ら考え行動する力(エンパワーメント)や自尊心が、日本の子どもたちよりも強いと感じた。その違いを克服するため、大人に何ができるかを考えていたときに出合ったのが米国で開発されたCAPだった。 子どもたちの意見を聴きながら取り組むのが特徴。その中で性をめぐる問題や、障害児とのかかわり方など個別に対応すべき課題が浮かび上がり、二〇〇二年の法人化に伴い「SAY(性・生)の会」など内部で四つの事業に分類して立ち上げた。 近年は、携帯電話のメールやインターネット機能を使ったトラブルの声が多く寄せられるようになったため、教材やプログラムを開発。講習を始めている。 こうした啓発活動の根底にあるのは「子どもも大人も自分を大切にし、自分らしく安心して生きられる地域社会をつくること」と北野代表理事は力を込める。そのための「エンパワーメント」だ。 一方で「加害行為などをめぐって子どもと大人が話し合っていくのが大切。子どもが自分の言葉と向き合い、人を大切にすることにつながる」と指摘。そのために「この人なら聴いてもらえると信頼される大人が増えていかなければならない」と呼び掛けている。 |
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2009/01/25
映像展覧会の企画、「映像を文房具のように扱える」時代の到来を目指したワークショップ、フィルムアーカイブの保存や鑑賞をする「AHA」といった、映像メディアにかかわる事業を展開している。 一九九〇年代後半からの技術革新に伴い、現代美術における映像作品が増加。ただ「見る環境」が整備されていなかったため、環境整備と「映像とは何か」を研究する目的で二〇〇二年にNPO法人として立ち上げた。 ワークショップでは、人類史上初めて映画を作ったといわれるルミエールの当時の映画制作手法を「ルミエール・ルール」と名付け、機材の固定や録画時間、編集・加工なしといった同ルールの条件のもと、映像を制作する「remo scope」に取り組む。 映像の根本的な魅力に触れてもらおうと始めた企画で、これまでに三百人以上が参加。映像作家が海外でも紹介するなどして広がりを見せている。 また、フィルム保存や鑑賞に関する事業「AHA」では、映写機がなく、鑑賞できなくなってしまった古い八ミリフィルムを眠らせないよう、機材を持った技師が各家庭へ出向く「出張上映会」を実施。 そのフィルムに当時の街並みやお祭り、文化的行事などが記録されており、文化、社会的に価値が高く、個人で所有するだけではもったいないものに関して、所有者に許可を得て地域で開催する上映会も行っている。 〇八年からは浪速区役所、同区社会福祉協議会と連携し、コミュニティー交流を目的とした「八ミリフィルム鑑賞会『昭和のなにわ わたしのくらし』」を実施している。 「昔は字の読み書きができない人がいて、文字を書くことのハードルが高かった」と甲斐賢治代表。「今、人々にとって映像が当時の読み書きと同じような状況」と分析する。 インターネット上動画投稿サイト「YouTube」の登場により、映像を発表する状況は飛躍的に向上した。「いずれ映像も文房具のように誰もが使いこなせる日が来ると思っている。高度情報化社会の中で、価値観にぶら下がるだけでなく自分で確かめる技術を持ってもらえれば」と話している。 地域での上映会など映像による場づくりを担う人材を育成する連続講座「みんなでつくろう!DIY式・映像の新しい取り扱い説明書」を二月一日(午後七−同九時)、十一日(午後四−同六時)に実施する。詳細はホームページへ。 |
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2009/01/18
ゴルフ場から張り替えに伴い排出される芝を幼稚園や小学校のグラウンドに移設し、再利用する「芝生緑化促進事業」を展開。大阪府内の幼稚園、小・中学校を中心に三年間で百校の実施を目指している。 四十年にわたりゴルフ場の造成工事に携わってきた石川寿三郎理事長が地球環境を守るために「自分にできることは何か」を考え、昨年二月に設立した。 目を付けたのはゴルフ場で長年使ったティフトン芝。再利用で芝のコストをゼロに抑えるだけでなく、一般的な市販の芝を張った場合の養生期間が約二カ月に対し一週間ほどと短く、踏む圧力に強いという特徴も魅力だ。 農薬検査により安全性を確認した上で、昨年六月には府の取り組みで浜幼稚園(岸和田市)にゴルフ場の芝を無償提供した。二月末に高石市立高南中、三月末には山田敬愛幼稚園(吹田市)、小曽根幼稚園(豊中市)での施工を予定している。 府は府内の緑化活動について整備費用の二分の一(上限三百万円)を補助する公募事業を実施している。また現在進行中の二〇〇九年度当初予算編成では新たに公立小学校に特化した芝生化推進事業で予算要求している。 同NPO法人の切東徳夫事務局長は三年間で百校の目標に向け、「府の補助がなければ、校庭の芝生化は進まないだろう」と査定の行方を注視する。 また法人としては芝を提供するゴルフ場をいかに増やしていくかも大きなポイント。現在、大阪、兵庫にある約六百のゴルフ場のうち、五つが協力関係にあるという。ゴルフ場がメリットと感じることができる事業として、芝生の提供が社会貢献の一環として明確になるような手法を検討している。 切東事務局長は「校庭を芝生にすることは子どもたちのストレスを解消し、ヒートアイランド現象の対策にもなる。この取り組みを大阪発で全国に広げていきたい」と話していた。 |
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2009/01/11
定時自動発信機能付き電話機を使用した「おたっしゃコール」で、地域から孤立してしまいがちな高齢者を支援している。 高齢化、核家族化が進む社会で、一人暮らしをする人が死後数日たった状態で発見される「孤独死」が深刻化している。厚生労働省は二〇〇七年度から「孤立死ゼロ・プロジェクト」を実施しているが、具体的な施策はまだ行われていない。しかし、孤独死問題の根底にあるのは「地域コミュニティーの崩壊」であることに変わりはない。 同協会の松本敏理事長は一九九五年四月から九八年三月末までの三年間、枚方市で在宅医療体制の整備にかかわる調査研究事業に参加。緊急通報用電話機を在宅医療用に定時自動発信機能付きに改造し、在宅患者と医療機関をつなぐデイコール問診のネットワーク化に成功した。そして、この機能を一人暮らしの高齢者宅に広げるため、九九年にNPOの認証を取得。おたっしゃコールを使い、「Communication&community」を意味する“Com2(コムツー)再生ビジネス”を展開している。 おたっしゃコールは毎日定時に高齢者宅から地域のコールセンターに自動的に発信。会話は三分間で、その日の体調や予定を話す。「続けていくと、声の調子で体調がわかってくる」と松本理事長。 応答がなかった場合は、コールセンターから十分ごとに三回発信。それでも応答がなければ、警察や消防など関係各所に通報する仕組みになっている。ネットワーク化したことにより、管理責任を明確にすることができた。 二〇〇二年からは大阪市旭区で、〇四年七月からは交野市藤が丘地区でモデル事業を行っている。利用者からは「誰かと話す機会も少ないし、電話は心強い」と歓迎されている。また、毎日の会話は、認知症の予防や急増している振り込め詐欺などの犯罪から守る効果もあるという。 今後は、おたっしゃコールの普及に合わせ、コールセンターを薬局や小学校の空き教室に設置することを進めている。「定年を迎えたアクティブシニア世代にオペレーターをやってほしい」と松本理事長。孤独死を高齢者当人の問題としてではなく、地域全体の問題として取り組んでいく。「孤独死を在宅死に変えることは可能。地域全体が大家族のようになれればいいと思う」と意気込んでいる。 |
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2009/01/04
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2008/12/28
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2008/12/21
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2008/12/14
「健やかに暮らせる空間を提供したい。国産の木材を使うことで山の元気を取り戻したい」−。関西を拠点に活動する女性建築士が無垢(むく)の木の良さに着目し、一九九九年に発足。山林見学会や啓発セミナーなど、ともに学び、考え、生み出す活動に力を入れている。 活動テーマは「健康にこだわった住まいづくり」「国産材を使った住まいづくり」「森と街の暮らしをつなぐ住まいづくり」。二〇〇七年五月からはNPO法人格を取得し、活動を活発化させている。 発足当時はシックハウス症候群が話題となっており、「どのような建材を使うと体にいいのか」というテーマを中心にセミナーを進めてきた。その後、「健康になるため」というより前向きな方向で木のよさを考えるように。近年は木を使うことによる環境保全にまで視野を広げ、大阪市立住まい情報センターとタッグを組むなどして、セミナーを展開している。 〇七年には、「日本の自然に一番合った木はどんぐり」という植樹のプロの考えに共鳴し、自分たちで育てたシラカシといったブナ科の苗木を堺市にある「共生の森」に植樹。毎年一回は同所で草刈りを行っている。 また見学ツアーも恒例の事業。二〇〇六年は和歌山県田辺市龍神村の林業祭「翔龍祭」、〇七年は高知県の杉の産地や河内長野市にある木材加工センターなどを見学し、木の力を実感するとともに、その現状を知識として吸収している。 今後は家を建てたい大人向けのメッセージだけでなく、子どもたちも木に触れ、学ぶことができる“木育”にも力を入れていく考え。組み立ての実演も可能な無垢の木によるミニチュアハウスを持って、来年度から各地で講演することなどを検討している。 同NPO法人の安田里美事務局長は「無垢の木で家を建てるというのはなかなか難しいが、リフォームなどで床を変えるだけでも気持ちがいいもの。まずは板一枚でもいいので、身近なところから無垢の木を使っていただきたい」と呼び掛けていた。 |
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