大阪発 癒やしの温泉巡り

京都市西京区 竹の郷温泉 ホテル京都エミナース

2017年3月11日

ニュータウンのオアシス

ニュータウンのオアシスになっている「竹の郷温泉」の露天風呂

 京都市の南西部、洛西ニュータウンの中にある「竹の郷温泉」は、2種類の天然温泉を使い分ける“都会のオアシス”だ。それでいて、平安時代からの歴史を温めている洛西地域の観光の足場にもなる。

 この温泉は2002年10月に開湯。ホテル京都エミナースと同じ経営の施設だが、日帰り入浴もできる便利さがある。第1温泉は地下1200メートルから湧き出す単純温泉(低張性・弱アルカリ性)で、湯温は41・5度。地下850メートルの第2温泉はナトリウム・炭酸水素塩泉で、湯温は低い。

 その2種類の温泉を使う浴室は、大浴場、ジャグジー、水風呂、サウナ、露天風呂がそろう。他に、湯温38度のぬる湯は、まさにゆったりした時間が流れる。乾燥ハーブや果実、花を浮かべた季節湯も温泉とは一味違う楽しみ方ができる。浴槽に自然石を使った露天風呂は、塀の上から木立がのぞき、ニュータウンの中の温泉とは思えない自然の風情がうれしい。洗い場の高めの椅子は、高齢者には使いやすく、細やかな心遣いだ。

 ホテル併設の温泉とあって、レストランでの食事なども充実している。周辺に目を向けると、西国第20番札所の善峯寺、六歌仙の一人・在原業平が隠せいした十輪寺(業平寺)、西行法師ゆかりの勝持寺(花の寺)などが点在する。京都市洛西竹林公園も近い。京都観光の西の玄関口の温泉は、楽しみ方もいろいろだろう。

 (日本旅のペンクラブ会員 井上年央)

【所在地】京都市西京区大原野東境谷町2の4
【電 話】075(331)6426
【定休日】年中無休(9月に法定点検による休業あり)。
【宿 泊】ホテル京都エミナースは和洋室合わせて35室。
【料 金】1泊2食で1人1万1800円〜。ボウリング場を併設。
【日帰り入浴】午前10時〜午後11時(最終受け付け午後10時)。
【入浴料金】大人=平日830円、土日祝千円 ▽小人=平日520円、土日祝620円▽毎月30日は大人600円、小人300円、その他毎月22日は夫婦で1100円など各種サービス料金や、レストラン+温泉セットプランもある。
【交 通】JR・桂川駅、阪急・桂駅から路線バスで各13分の境谷大橋で下車すぐ。名神・大山崎JCTから京都縦貫道に入り、大原野ICを出て約5分。