きらめきびと

都市開発に情熱を注ぐ

リバー産業社長
河 啓一さん
2017年10月30日

 大阪を拠点に、分譲マンションを軸にした都市開発に情熱を注いでいる。全国展開の大手企業に伍して、優れた実績を残しており、来年夏から入居開始予定の「リバーガーデン福島木漏れ日の丘」(福島区)は、2016年マンション別成約戸数で、全国最多を記録した。

 独自の技術力が顧客に評価された表れで、その原点は「誰もがハッピーに」と願う姿勢。戦略も明快だ。「良質で安価な住まいを提供すること」。企画開発から施工、販売まで行う一貫システムを構築し“最高の住まい”を提供するために、「改善」を繰り返しながら、時代のニーズに応えている。

 「改善」に向けて、こだわっているキーワードは「環境」「堅固」「省エネ」「人間愛」。自らそのヒント、アイデアを出すこともあり、優れた感性に「ひらめきの人」と評する人も。具体化されるケースも多く、緑視率(目に見える緑の量)の確保などに独自の工夫を施している。

 人情家としても知られ、裏方で奮闘する人たちへの配慮も忘れない。職人たちの職場改善に気を配り、シャワーを完備したほか、安定的に働ける労働システムの構築に取り組んでいる。

 社会貢献にも熱心で来春、着工予定の南海岸里玉出駅前では、点在する文化遺産をつなげて、地域全体が発展するような振興策を立案。大阪府など公益団体へ寄付活動も行っており、紺綬褒章を受章している。神社、仏閣を大切に、「運気をいただく」よう、日々精進を欠かさない。