パチンコ玄海(琴浦町逢束)は14日、敬老の日にちなんだイベント「シルバースロパチ大会」を4年ぶりに開いた。鳥取県内から来店した64歳以上の高齢者がパチンコやスロットを楽しんだ。
同イベントは、地域に根差した店舗を目指そうと始めて21回目。今回は新型コロナウイルス感染対策として規模を縮小して開催し、県内の高齢者福祉施設などから約180人が訪れた。
パチンコで大当たりを出した80代男性は「自分の若い頃とは違っていて、楽しい」と笑顔。町内にあるグループホームとデイサービス「陽だまりの家」の矢木貴子統括管理者は「今年はどうかなと心待ちにしていたので、実施されて良かった」と喜んだ。
同社の宮本梨香取締役広報企画部長は「スタッフと記憶をたどりながら準備を進めてきた。皆さんの元気そうな顔を見ることができて良かった」と話した。