米子で4600万円詐欺被害 投資名目、SNS通じ

 鳥取県警は11日、米子市内の50代男性がSNSを通じて知り合った男から外国為替証拠金取引(FX)での投資話を持ちかけられ、計4600万円をだまし取られたと発表した。

 県警によると、男性はSNSに表示された株取引に関する広告を開いた先で投資アナリストを名乗る男と知り合い、FX口座の開設と投資を勧められた。8月8日に、指示されたアプリをダウンロードして登録後、投資方法の説明役として紹介された別の男から指定口座に金を振り込むよう求められ「振り込んだ額はアプリで確認できる」と説明されたという。

 同9日に200万円を振り込むと、アプリ内の残高に反映されたため、男性は話を信じ込み、9月14日までの間に8回にわたり、指示された複数口座に入金を繰り返した。男性が金を引き出そうとして、説明役の男に連絡すると「今は引き出すことはできない」と言われ、不審に思い弁護士に相談。同28日に警察に届け出て、詐欺が発覚した。

 男たちとはLINE(ライン)でやりとりをしていたといい、県警は「面識のない人の投資話を信用するのは危険」と注意を呼びかけている。

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