冬眠前の秋 クマに警戒 県内出没件数減少傾向も 出くわさない対策を

  • 箱わなで捕獲されたクマ=2019年7月、岩美町内(鳥取県自然共生課提供)

 本年度はクマによる人身被害が全国で相次いでいる。環境省によると4~9月に109人が被害に遭い、2人が死亡(速報値)。鳥取県内では2020年12月に鳥取市国府町で発生して以降、人への被害は確認されておらず出没件数も減少傾向だが、秋は冬眠前のクマが餌を求めて活動するため注意が必要だ。

 環境省の公表では、東北を中心に15道府県で相次いで人身被害が確認され、07年以降の同時期比で最多。秋田28人、岩手27人、福島13人の順で多い。島根県邑南町でも6月、70代の男性が自宅の裏山でクマに襲われ、顔に大けがをする事故が発生した。

残り 602 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事