大勢の来店客に笑顔 鳥商デパート大盛況 4年ぶり制限なし

 鳥取商業高(鳥取市湖山町北2丁目)の生徒が地元の食料品や国内外の物産品を販売する「第30回鳥商デパート」が2日、同校で始まった。4年ぶりに入場制限なしの開催となり、生徒は大勢の来店客に笑顔で商品を販売した。3日まで。

 生徒自ら企画・立案し、社会で生かせるビジネス技術を培おうと、1994年から毎年実施。店頭に並ぶ野菜や果物、生花、物産品は、県内企業などの協力を得て生徒らが仕入れから、販売、決算に至るまで担当する。

 今回は、同校商経部と京都府の舞鶴海上自衛隊がコラボした鹿肉を使用した「ジビエカレー」が登場。「フェアトレード」をPRするために生徒がパッケージをデザインしたドリップバッグコーヒーを来場者に配布するなどした。

 この日は、開店から1時間ほどで完売する商品も続出する大盛況となった。店長を務める孫娘の姿を楽しみに来店した同市大杙の田口小夜子さん(70)は「はつらつと接客していて安心した。お菓子や野菜などたくさん買い物できて持ちきれない」と笑顔で話した。

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