春の鳥取へようこそ 台湾チャーター便第2弾 鳥取空港、観光客を熱烈出迎え

 鳥取市の鳥取砂丘コナン空港に27日、台湾(桃園国際空港)と同空港を結ぶチャーター便が到着し、関係者が観光客を出迎えた。チャーター便再開から第2弾の就航。桜の時季に合わせた就航で、4月上旬までに4往復する。

 空港では平井伸治知事や台湾でも人気のアニメ「名探偵コナン」の主人公江戸川コナンの着ぐるみ、経済団体関係者など約20人が国際線ロビーで出迎えた。観光パンフレットや菓子を詰めた記念品を渡された観光客は、コナンや平井知事との記念撮影に興じた。

 妹と2人で来県した蒋麗琴さん(62)は「花見や温泉、鳥取和牛が楽しみ」と声を弾ませ、台湾の大手旅行社「鳳凰旅行社」の林怡君さんは「台湾では桜と紅葉が人気で、鳥取だと桜をゆっくり見ることができる。帰ったら秋の就航に向けて考えたい」と話した。

 昨秋に同ルートで3往復就航し、搭乗率は95・9%。第2弾の初便は138人が利用し、搭乗率は約87%と好調な滑り出し。平井知事は「チャーター便を成功させて友好をより深め、山陰旅行を楽しんでもらうチャンス」と航路振興に意気込みを見せた。

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