横綱目指して”ガチンコ勝負” 巨大紙相撲けんび場所、出場32力士決まる(鳥取)

 鳥取県立美術館(県美)の開館1年前記念カウントダウンイベントで、31日に倉吉未来中心で繰り広げられる「どんどこ!巨大紙相撲~とっとりけんび場所~」に出場する32力士が決まった。県内巡業(ワークショップ)で誕生し、抽選を経て入幕した多種多彩な段ボール力士が、横綱(優勝)を目指して“ガチンコ勝負”に挑む。同日午後1時に土俵入り。

 出場チームが特製の土俵を一心不乱にたたき、高さ約180センチの段ボール力士を動かして勝敗を競う巨大な紙相撲。32力士は、ワークショップにちなんで発足した▽わらべ▽はやぶさ▽うつぶき▽おさかな▽キナル―の5部屋に所属し、「獅子舞」「だきつき」「引き落とし(自動振替)」「かに手おし」などユニークな得意技も並ぶ。
 本場所では、県中部の相撲経験者や桜ずもう関係者らが呼び出し、解説、コメンテーターなどを務め、山陰放送の丸山聡美アナウンサーが実況する。鳥取城北高女子相撲部員のデモンストレーションもある。

 梅田雅彦美術館整備局長は「する人、見る人、応援する人が三位一体で、県美開館(2025年3月30日)へ気持ちの高まりを共有したい」と本場所の“大入り”を期待する。

 県美プレサイトには力士名鑑が掲載され、人気投票と優勝・準優勝予想も行われている。

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