自分にしか撮れない写真、尊厳を取り戻す

 何回でも立ち上がる【生き抜く】「性暴力サバイバー」

  •  ギャラリートーク後の大藪順子。「性暴力の被害当事者が見ている世界を社会に提示したい。被害者も多様なんだと知ってほしい」と話す=2023年12月、横浜市
  •  写真集に収める「STAND Still」での作品を見ながら大藪順子とリーナは「このときの課題は『雲』だったかな」などと言葉を交わす=2023年12月、東京都港区
  •  「STAND Still」での写真について解説する大藪順子=2023年12月、横浜市
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 おびえた目が並んでいる。8人の女性を前に、フォトジャーナリストの大藪順子(おおやぶ・のぶこ)(52)は「どうやって笑いを取ればいい?」と考えていた。2019年夏、横浜市。性暴力のサバイバー(生き延び...

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