中田正子氏関連資料などを展示 鳥取県立図書館で「虎に翼」ゆかり展

 鳥取市の鳥取県立図書館で、4月から放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」にちなんだ企画展示が開かれている。主人公のモデルとなった人物と同窓生で、鳥取県弁護士会長も務めた中田正子氏に関する資料などを展示している。

 日本初の女性弁護士の1人である中田氏を紹介する本や記事のほか、中田氏が法律を学んだ明治大の創設者で、鳥取市出身の岸本辰雄氏の関連資料を展示している。大正9年~昭和初期発行の六法全書など、計15点の資料を閲覧でき、六法全書は同館職員に声をかければ、手に取って読むことも可能。

 同館郷土資料課の安藤理恵係長は「大正時代の六法全書は、なかなか見ることができない珍しい資料。ドラマと鳥取がつながりのあることを知ってほしい」と話した。

 ドラマが終了する9月ごろまで展示する。

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