国家でなく都市がヨーロッパの未来を握る

旅する作家、「境界から」(12)アムステルダム

  •  欧州連合(EU)が直面する課題について語るヘールト・マック。「大勢の船長がいる巨大タンカーのようだ」=2024年1月、アムステルダム(撮影・沢田博之、共同)
  •  長年暮らすアムステルダムの運河に架かる橋に立つヘールト・マック。「世界で最も美しい街だ」と語る=2024年1月(撮影・沢田博之、共同)
  •  オランダ・アムステルダム

 ワルシャワに残るユダヤ人迫害の記憶、民族主義に引き裂かれた旧ユーゴスラビア、そして戦火に苦しむウクライナ。作家のヘールト・マック(77)は、各地を旅しながら「ヨーロッパ」の過去と未来を見つめてきた。...

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