救急隊は「けいれんじゃない。大丈夫」と搬送せず、でも3歳の息子は重度の知的障害に

信じたのに…今も苦しむ家族、救急現場で求められる対応とは?

  •  病院のICUに運ばれる当時3歳の健ちゃん(仮名)=2023年4月、茨城県つくば市(家族提供、画像の一部を加工しています)
  •  病院で待つ間に健ちゃん(仮名)の体温を測ると、41度を超えていた=2023年4月、茨城県つくば市(家族提供)
  •  救急隊が健ちゃん(仮名)の状態を確認した玄関先で取材に応じる父親。「かなり暗かった」=2024年1月、茨城県つくば市
  •  入園式の後に昼食を食べる健ちゃん(仮名)。この約10日後に急性脳症となる。=2023年4月、茨城県つくば市(家族提供、画像の一部を加工しています)
  •  現在も懸命にリハビリに取り組む健ちゃん(仮名)=2024年1月、茨城県つくば市(家族提供、画像の一部を加工しています)

 茨城県つくば市で昨年4月、高熱を出して震え続ける当時3歳の男児について、駆け付けた救急隊がけいれんではなく緊急性は低いと判断し、搬送を見送った。男児はその後、けいれんで発症する急性脳症と診断され、重...

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