上品な甘さに仕上がる クレオパトラメロン 湯梨浜で査定会

 湯梨浜町特産のクレオパトラメロンの査定会が24日、同町久留のJA鳥取中央羽合支所で開かれた。持ち込まれたメロンの平均糖度は14・8度で、平年並みの上品な甘さに仕上がっている。27日には初出荷を迎え、同JA直売所のハワイ夢マートを中心に販売される。

 果皮が黄色で、優しい甘さが特徴の大玉メロン。生産者は年々減少傾向で、今年は9戸が31・5アールで栽培している。定植以降の天候は不安定で、やや遅い生育となったが、昨年並みの玉太りとなった。

 査定会に合わせて出荷協議会があり、改めて選果基準などを申し合わせた。同JA湯梨浜メロン生産部の松本憲一部長(73)は「苗の生育で苦労したが、日本海の潮風を受けて上品で爽やかな味に仕上がった」と話した。

 6月下旬から7月初旬にかけて1800ケース(1ケース5キロ)を出荷し、販売金額594万円を見込む。6月からは新たにECサイトでも販売し、消費拡大を図る。

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