出会いを求める約１００人による婚活イベントが２５日、鳥取砂丘を舞台に開かれた。マッチングアプリや婚活情報サイトを運営するオミカレ（東京都）と鳥取県との「出会い・結婚支援に関する連携協定」に基づく連携事業。参加者らは、セグウェイやパラグライダーなど砂丘ならではのアクティビティーを楽しみながら親睦を深めた。
参加したのは県内外の２０～３９歳の男女。グループに分かれての自己紹介や借り人競争などのゲームで打ち解けた後、同社のアプリを使って気になる相手と「いいね」を送り合って距離を縮め、一緒にアクティビティーに挑戦したり、かき氷を食べたりして楽しい時間を過ごした。鳥取市内から参加した２０代男性は「砂丘が会場ということもあり開放的な気分になれた」と満足そうだった。
県子育て王国課出会い・結婚支援担当の長谷川和宏係長によると、参加者が「いいね」を送り合った件数は３００件。「アプリを使うことで気軽にアプローチでき、活動がアクティブになったのでは。今後の連携事業でも生かしていけたら」と話した。
