開幕1カ月前となった「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」(10月19~22日)のPRイベントが19日、鳥取県庁のロビーで開かれた。大会期間中に関連イベントとして活動発表が予定されている伝統芸能が披露された。
イベントでは、県老人クラブ連合会の岡森裕会長が、10月19~21日に米子コンベンションセンターで開催され、県内老人クラブの活動発表や交流体験を予定している「地域文化伝承館」事業をPR。「訪れた人に、県内の素晴らしい伝統芸能と文化の魅力を伝えたい」と意気込んだ。
発表団体のうち、米子市の淀江さんこ節保存会の17人が「傘踊り」と「壁塗りさんこ」を披露。こぶしの効いた歌声と、ユーモアあふれる表情や動きに観客からは笑いと拍手が起こった。
また、式典音楽隊や炬火(きょか)ランナー、応援隊、ボランティアの衣装を一足早くお披露目。平井伸治知事が「いよいよあと1カ月。笑顔咲く大会になるよう心一つに準備や協力をお願いします」と激励した。
県庁正面玄関には、同事業に出展するバランの切り絵(三朝町老人クラブ連合会)▽傘踊りのミニ傘(鳥取市老人クラブ連合会)▽弓浜絣(境港市ことぶきクラブ連合会)-を展示。ニュースポーツと呼ばれる「パットゲームスター」「スカットボール」の体験コーナーも設置した。