「伝統的酒造り」無形文化遺産に 文化継承や輸出に弾み 県内関係者、期待の声

  • 日本酒を仕込む蔵人=3日、境港市大正町の千代むすび酒造

 日本の「伝統的酒造り」が5日、ユネスコ無形文化遺産に登録されることが決まった。全国各地の風土に合わせた杜氏(とうじ)らによる技術が認められ、鳥取県内の酒造関係者からも日本の酒文化継承や輸出への弾みになると期待の声が上がる。

 1669年創業の藤井酒造(三朝町三朝)の14代目、藤井公典社長は国内で日本酒に注目が集まるのを期待する。海外の「SAKE」もある中で「大変ありがたい。この登録を機に、日本で造られた酒としての個性を打ち出し、海外製の日本酒との差別化を図っていくべきだ。日本製の価値が見直されれば、国内での消費も回復していくのでは」と語った。

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