今月30日に開館する鳥取県立美術館をアピールするため、県は12日、とりび大使(TT)に就任したお笑いコンビ「チョコレートプラネット」のネタ「TT兄弟」にちなんだ「TTり(ティッティリ)県楽しみ隊」を結成した。隊員となった県職員7人がおそろいのTシャツで、JR鳥取駅周辺でのPR動画撮影に臨んだ。
県は吉本興業からネタの使用承諾を得て、交流サイト(SNS)への動画投稿で県特産品が当たるキャンペーンを実施中。キャンペーンの周知と国内外への情報発信を目的に結成した。
駅周辺のモニュメント前での撮影では、隊員が「ティ、ティ、ティ、ティーティティティー」と軽快なリズムで行進し、「鳥取県にきティね」とアピールした。
名前のイニシャルから隊員に任命された障がい福祉課の武田哲也課長補佐は「鳥取の魅力や楽しさを広めたい。県外、国外の人にたくさん来てもらえたらうれティーです」と話した。
県広報課のインスタグラムやティックトックで動画を公開している。
◆「Tポーズ」写真投稿 抽選で県産品プレゼント
3月30日の鳥取県立美術館開館を広くPRしようと、鳥取県は交流サイト(SNS)を活用した県産品のプレゼントキャンペーンを実施している。5月31日まで。
ティックトックとインスタグラムで実施。投稿者の中から抽選で鳥取県産牛のTボーンステーキ(5人)、二十世紀梨(5人)、とうふちくわ(10人)が当たる。応募方法は、県広報課の公式アカウントをフォローして、「#とりび」「#TTり県でTポーズ」「#(撮影場所)」の三つのハッシュタグを添えて公開設定で投稿する。
とりび大使(TT)のお笑いコンビ「チョコレートプラネット」のネタにちなみ、「Tポーズ」の写真や動画をアップする。被写体は人物に限らず、ペット、食材など自由で、オープン後の県立美術館で撮影すると当選確率が10倍になる。
問い合わせは電話0857(26)7097、県広報課。