絵画や工芸の力作26点 「県展やすぎ」始まる

 安来市在住の作家による作品を集めた「県展やすぎ」(安来市文化協会主催)が10日、同市安来町の和鋼博物館市民ギャラリーで始まった。絵画や工芸、彫刻など多様な分野の力作26点が並び、多くの来場者を迎えている。15日まで。

 昨年度にあった第57回島根県総合美術展(県展)と第22回県民文化祭硬筆アート展の出品作品のうち、安来在住者の入賞、入選作などを紹介している。

 県展デザイン部門銀賞に選ばれた足立咲樹さんの「金屋子神(かなやごのかみ)」は、たたら製鉄の守護神のポスターとして制作。英文字を効果的にレイアウトして仕上げた。同彫刻部門銀賞の佐藤信光さんの「いもほり」は、子どもたちが力を合わせて地中から巨大なイモを引っ張り出す姿を木彫で表現した。

 同協会の近藤隆副会長は「安来市にこれだけ多くの作家がいることを身近に感じてもらえたら」と来場を呼びかけている。

 午前10時~午後5時(最終日は同4時)。入場無料。

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