鳥取県立美術館(倉吉市駄経寺町2丁目)の来館者数が20日、3万人を達成し、3月30日の開館から3週間で到達した節目の来館者に記念品が贈られた。
3万人目となったのは、倉吉市蔵内の公務員、竹中慎詞さん(40)の一家。開館記念展「アート・オブ・ザ・リアル」を鑑賞しようと訪れた。
記念式典で、平井伸治知事が「(3週間で)3万人も来館した。これからも来館者を大切に迎え、地域の美術と夢を育んでいきたい」とあいさつ。同館オリジナルのトートバッグやスケッチブックのほか、ミュージアムショップで販売している菓子や文房具などの詰め合わせを長女の志織さん(8)と長男の颯助ちゃん(5)に手渡した。
慎詞さんは「館内に入ったことがなかったので、いろいろ見て回りたい。開館記念展では有名な作品を見たい」と笑顔で話した。