「赤毛のアン」観客魅了 劇団四季 鳥取でミュージカル

 劇団四季のミュージカル「赤毛のアン」(新日本海新聞社主催、鳥取県文化振興財団特別共催)が29日夜、鳥取市のとりぎん文化会館で開かれた。1980年に上演して以来、何度も再演を重ねる同劇団の代表作の一つで、前向きな主人公アン・シャーリーの成長を描いた物語に約1600人の観客が魅了された。

 原作は昨年生誕150年を迎えた、カナダのルーシー・M・モンゴメリーの同名小説。カナダのプリンス・エドワード島にある小さな村を舞台に、年老いたきょうだいのもとに孤児院から引き取られた主人公のアンが持ち前の明るさや想像力で村人らの心をつかんでいく。

 アンがクラスメートらと歌う『アイスクリーム』では、スプーンにアイスクリームを乗せ、軽快なステップを披露。観客は劇団員の息の合ったダンスや伸びやかな歌声にくぎ付けとなり、カーテンコールでは大きな拍手を送った。(亀谷友紀)

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事