春の野外音楽フェスティバルを代表する「JAPAN JAM 2025」が4月29日、千葉市蘇我スポーツ公園で始まった。初日のステージにはロックバンド「Aooo(アウー)」やシンガー・ソングライターのAKASAKIら新鋭アーティストらが登場した。
「赤い公園」のボーカルも務めた石野理子をフロントに擁する「Aooo」は、ヒリヒリとするエモーショナルなロックを展開。ギターのすりぃ、ドラムのツミキらメンバー4人がそれぞれソロでも活躍する実力派バンドは、Jポップ定石のメロディーを複雑なリズムでにぎやかにアップデートする「サラダボウル」「魔法はスパイス」などの楽曲で躍動した。
すりぃはソロでもこの日の舞台に立ったほか、「YOASOBI」のバックバンドでも活躍するベースのやまもとひかるはアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のバックでもベースを弾き、高城れにが体調不良で出演できず3人編成となったももクロをもり立てた。
昨年「Bunny Girl」が話題となったAKASAKIは「最近、高校を卒業して、大学生になりました」と報告。ずり落ちそうな丸めがねに赤いパーカ姿という若者らしさとは裏腹に、かすかに...