小中学校向けの新聞活用学習支援サイト「日本海ｆｏｒスタディ」を使った出前授業が２７日、夢が丘中（新温泉町細田）で行われた。生徒は新聞作りの基本を学んだ後、簡単な操作で新聞が作れる「クミハン」機能を使用してオリジナル新聞作りに挑戦した。
同サイトは「クミハン」機能の他にも、地域ニュースを中心に読み仮名を付けた平日３本の記事を配信。過去５年間の地域ニュースも検索できる。
出前授業は、ＮＩＥ（教育に新聞を）活動の一環として新日本海新聞社が毎年実施している。この日は１年生１９人が、本紙読者センターの担当者から、新聞記事の特徴である「５Ｗ１Ｈ」や「逆三角形」の記事構成などを学んだ。
また、生徒はタブレット端末を使用して新聞作りに挑戦した。校内で行われたレクリエーションをテーマに新聞記事や見出しを考えて入力し、写真を選んで紙面に組み込んでいった。生徒は７月に同町の湯村温泉街でふるさと学習を実施し、学んだことを盛り込んだ新聞を制作して、秋の文化祭で掲示する。
授業を受けた岡田あのんさん（１２）は「クミハンを使った新聞作りは面白かった。新聞記事の書き方に気を付けたい」と話した。
