訓練成果出し切る 水難救助技術競技会

 鳥取中部ふるさと広域連合消防局は24日、北栄町田井のB&G海洋センターで水難救助技術を競う競技会を開いた。管内の消防署などに所属する消防士延べ5人が出場し、日ごろの訓練の成果を披露した。

 救難技術と体力向上を目的に毎年開かれていたが、2020、21年はコロナ禍で中止となり、昨年3年ぶりに再開された。

 溺れている人を救助する早さや安全性などを競う3人一組のチーム戦「溺者救助」と、顔を上げたまま泳ぐクロール「ぬき手」などの救助泳法のタイムや正確性を競う「基本泳法」の2種目が行われ、全選手に減点がないハイレベルな争いとなった。

 成績上位者は7月に岡山市内で開かれる「第51回中国地区消防救助技術指導会」に出場する。

 溺者救助に出場した指令課の竹沢崇志さん(33)は「1年間訓練してきた成果を出し切れた。これからも自分たちを追い込み、全国大会を目指したい」と意欲を示した。

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