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校正業務“手書き感覚”で 北区の企業アプリ開発

2019年12月23日

 ソフトウエア開発会社「ブラッシュアップ」(大阪市北区)は、タブレット端末iPad(アイパッド)上で、紙媒体のように校正業務ができるアプリの提供を始めた。ペンでの添削といった従来の作業が可能で、紙媒体でのやりとりに必要な業務時間や紙代を省けるようにした。ITツールに詳しくない人らの活用も促し、生産性向上や費用削減を図るのが狙い。

操作方法を示しながら、「校正の効率化に役立つ」と自信を見せる水谷社長=大阪市北区

 同社は、インターネットサイト上で、画像や動画といった制作物に直接書き込みながらやりとりできるツール「ブラッシュアップ」を展開。作業効率を高められる利点から、導入企業は5千社超に上る。

 校正作業では、メールなどで受け取ったデータを紙に印刷して添削。その紙をデータ化してメールで送るほか、そのまま郵送するケースもある。作業で必要なのは添削だけにもかかわらず、それ以外の手間が大きい。校正現場では紙文化が根強く、ITツール導入時の心理的ハードルは高いという。

 そこで、ブラッシュアップのiPad専用アプリを開発。制作物の表示までの手順や操作ボタンを簡潔にし、タブレット端末用ペンの書き心地を紙同様にできるようにこだわった。

 アプリ自体は無料。ブラッシュアップとの契約が必要で、お試しの無料コースから用意している。

 水谷好孝社長は「ITが苦手な人にぜひ使ってほしい。気付いたら業務改善ができていたという現場を増やしていきたい」と利用を呼び掛けている。


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