大阪ニュース

新型コロナ対策74億円 大阪府

2020年3月26日

 大阪府の吉村洋文知事は25日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急対策として、病床の確保に必要な費用や、府有施設でのイベント中止に伴う補?(ほてん)費用などを盛り込んだ補正予算案の概要を発表した。総額は74億円程度で26日に専決処分を行う。

 補正予算案のうち、2019年度一般会計補正予算案には35億円程度を計上。府有施設でのイベントのキャンセル料金を徴収しないことに伴う減収分を指定管理者に補?する。仕事を休むなどして、収入が減少した世帯向けの小口資金の貸し付けに関する費用なども盛り込んだ。

 20年度一般会計補正予算案には39億円程度を計上した。約600床の病床確保の費用に充てるほか、患者の入院医療費などの自己負担分を賄う。

 吉村知事は「感染者が徐々に拡大している傾向にある。府民の健康や暮らしを守る」と述べた。

 このほか、東京五輪を巡る1年程度の延期方針については「世界や日本の状況を見ると完全な形でのオリンピックは難しい。延期は適切な判断で致し方ない」と理解を示した。その上で「コロナウイルスとの戦いに世界全体で勝つことが重要だ。治療薬やワクチンの開発により力を入れないといけない」と強調した。


サイト内検索