大阪ニュース

先祖へ不変の感謝 四天王寺で盂蘭盆会

2020年8月10日

 大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(加藤公俊管長)で9日、お盆行事の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が始まった。今年は恒例の万灯供養法要や盆踊り大会の中止など、さまざまな新型コロナウイルス感染拡大防止対策の中での盂蘭盆会となったが、日曜と重なった初日は朝から多くの参詣者が先祖供養に訪れた。16日まで。

ライブ配信されている「夏法要」の様子=9日、大阪市天王寺区の四天王寺

 同寺では、コロナ禍で参詣できない人々のために、中心伽藍(がらん)・金堂で行われる「夏(げ)法要」(15日まで)の様子を連日午前10時20分からインターネットを使いライブ配信している。

 このほか境内の各回向(えこう)所では、参詣者が代わる代わる焼香する際に刻み香の器の共用を避けるため、同寺職員があらかじめ適量を入れた包みを手渡すといった細やかな措置も取られている。

 同寺の山岡武明参詣課長は「長い歴史で初の試みも多いが、信者さんが仏様と向き合える空間を大切にしたい。さまざまな規制の中、今後も皆さんがマナーを守って安心してお参りできる環境の維持に務めたい」と話した。

 千日詣(まい)り祈祷(きとう)会は聖霊院太子殿前で10日まで。秘仏「試みの観音」のご開帳も行われる。


サイト内検索