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コロナ収束願い 浪速高書道部員ら奉納揮毫

2020年9月22日

 国連が定めた「国際平和デー」の21日、新型コロナウイルス禍の収束と世界平和を願った奉納揮毫(きごう)が、大阪市住之江区の大阪護国神社であった。書家や浪速高(同市住吉区)の書道部員が、医療従事者に感謝の念を示し、前向きな気持ちを持つ大切さを訴えた書を書き上げた。

完成した作品を掲げる生徒ら=21日、大阪市住之江区の大阪護国神社

 書家らでつくり、地域活性化や平和活動に従事する任意団体「和プロジェクトTAISHI」が主催。被爆地の広島・長崎の公園や、靖国神社など全国約50カ所を舞台に、約50校の高校書道部が参加する形で企画した。

 新型コロナ禍では、恐怖心から考え方の違う他者に攻撃的になる姿が見られると問題視。新型コロナ収束とともに、心の平安を願う機会にしようと展開した。

 浪速高の部員たちは、軽快な音楽とともに「ありがとう諦めないで」「困難の先には青空がある」といったメッセージを手分けして仕上げ、書家の田辺柳奨さんは、厳粛な雰囲気の中で「恒久平和」の文字を書いた。

 書のパフォーマンスを考えた浪速高3年の阿久津香好さん(17)は「医療従事者の皆さんに感謝しつつ、みんなで頑張っていこうという思いを込めた」と意図を説明し、八木悠圭部長(17)は「相手のことを考えて行動していくのが大事だ」と力を込めていた。


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