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大阪・大規模接種センター 自衛官ら最終調整

2021年5月22日

 大阪市北区の府立国際会議場(グランキューブ大阪)に設置され、自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの「大規模接種センター」が21日、本番に向けての予行に取り組んだ。自衛官ら約340人が参加し、受け付けから接種、待機まで一連の動きを確認。感染者の拡大でワクチン接種に大きな期待が寄せられているだけに、混乱なく接種できるよう24日の運用開始に向けて最終調整を行った。

ワクチン接種の予行演習で受け付けをする人たち=21日、大阪市北区の府立国際会議場(代表撮影)

 同センターは、円滑なワクチン接種を進めることを目的に設置。自衛隊の医官や民間看護師ら約260人が勤務し、1日当たり最大5千人に接種する。対象は65歳以上の大阪市民から始め、31日からは府民、6月7日以降は兵庫県民、京都府民と拡大していく。

 予行では接種役となる自衛官100人が、1階の入り口で検温、消毒し、5階の受け付けに移動。その後、3階と10階に分かれて、問診、接種を行い、次回の予約や待機までの流れを確認した。車椅子や付き添いが必要な高齢者を想定した接種役も設けた。

 接種ブースは全体で28カ所。受け付けから終了までの所要時間は1人当たり30分から1時間を想定している。17日の時点では問診と接種の場所を分けていたが、高齢者の移動の負担を軽減させるため統一した。今後も状況に合わせて、修正・改善していく。

 看護官の蓑手博恵3等陸佐は「安全第一に臨機応変に対応して、スムーズな接種を心掛ける」、医官の山田菜恵子2等陸尉は「真心を込めて接種するので、安心して来てほしい」と話した。センター長の小池啓司1等陸佐は「自衛官、民間と接種に当たる人員が、一堂に会して動きを確認でき、有意義な予行となった」と振り返った。


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