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府、重症病床500床確保へ 次の波を警戒

2021年6月9日

 大阪府の吉村洋文知事は8日、府庁で記者団に、新型コロナウイルスの第4波による感染拡大が医療提供体制を直撃したことを受け、重症患者を受け入れる病床について、500床の確保を目指したいとの考えを示した。

 府内の重症患者数は、第3波に見舞われた1月15、18日にそれぞれ最多の187人に上ったが、第4波ではさらに上回り、5月4日に449人にまで増えた。

 この際は、病床確保ができず軽症・中等症の患者を受け入れる医療機関で、重症患者を治療しなければならない事態に陥った。

 府は感染拡大状況に応じて確保する病床数を5段階に分類しており、最も状況が厳しい段階では224床の重症患者用の病床を確保する目標を定めている。

 吉村知事は重症患者用の病床を積み増し、340床を確保する計画にした上で、さらに500床を目標にしたい方針。

 吉村知事は「340床は確保したい。併せて500床を目標に進めていきたい。一朝一夕にいかないが、次の波がいつ来るか分からない。450人を超える重症者が出る可能性は十分にある。この病床確保が高いハードルだとは理解しているが、目指していきたい」と話した。

 府は医療関係者らが出席する9日の会議で、病床確保について話し合う予定にしている。


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