大阪ニュース

画家4人 異なる技法で EGCセレクト展

2021年6月11日

 若い女性画家が協力し2010年に設立された「イレブンガールズコレクション」(EGC)。大阪では13年から阪神百貨店梅田本店(北区)7階の「阪神画廊」でセレクト展を開催してきた。今年はコロナ禍で週末休業に加え同店が建て替え改装中とあって、出展者を4人に絞って16〜22日(19、20日休館)の5日間限定で開かれる。

(右手前から時計回りに)ナンシー諸善さん、落合みづほさん、設樂雅美さん、長沼慧さん

 今年の出展者は、木版画のナンシー諸善さん、油彩画の落合みづほさん、雲母(きら)壁面画の長沼慧さん、日本画の設樂雅美さん。全員30代の若手で、それぞれ異なる技法で計約40点を展示。会期中は作者が自ら会場で作品の説明を担当する。

 EGCは東京の細密ペン画家、興倉豪さんの発案でスタート。全国の百貨店でユニット展示して即売することで出展者個人の知名度も上がり、「参加者の8割は結果的に個展ができるまでに成長しEGCを卒業していく」と興倉さん。

 しかし、昨春のコロナ禍で状況は一変。各地の画廊での展示数が制限されたり開催ができなくなったため、動画投稿サイト「ユーチューブ」で会場から作者が作品紹介する「テレエキシビション」を行い、あえて編集を加えずライブ感を出す事で、見る人に興味を持ってもらうことに徹した。

 興倉さんは「日本では描く事は教えるが、趣味ではなく職業として画業をとらえるアートマネジメントの指導が十分ではない。展示会をやることで、彼女たちにプロのアーティストとしての自覚も芽生えてくる」と話している。

 入場無料。問い合わせは電話06(6345)1201、同店。


サイト内検索