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近大が連覇 西日本学生新人相撲 齋藤“無欲の勝利”

2022年5月17日

 第72回西日本学生相撲新人選手権大会は8日、堺市の市営大浜公園相撲場で行われた。今春に東海地区以西の大学相撲部に入った10大学28選手が参加し、団体戦は、近大が近年最少の新入生3人で競り合いを制し、2年連続45回目の優勝を飾った。

西日本学生相撲新人戦団体優勝の近大チーム(左から瀧本、日野、齋藤)
団体5回戦 大将戦で近大・齋藤(手前)が九州情報大・木下を押し出して優勝を決める

 近大は、団体最終5回戦の最後の大将戦前の時点で、追い上げる九州情報大と全くの同率。「最後の一番に勝った方が優勝」というしびれる局面で勝利をもぎ取ったのは近大の齋藤貴仁初段だった。

 齋藤は、秋田北鷹高時代は高校総体体重別100級3位の実績もあり、50キロ以上の体重差をものともせず九州情報大の大将・木下新太二段(長崎鶴洋高)に立ち合いから回転の速い突っ張りを繰り出し攻勢。そのまま低く潜って、木下にまわしを与えず一気に白房下に走って押し出した。

 「実はあの時点で同点だという事も、チームがずっと団体連覇していることも知らなかった。知っていたらもっと緊張していたでしょうね」と、齋藤は“無欲の勝利”を強調。

 阿部智志監督は「団体戦で九州情報大に1勝2敗と星を落としたけれど、皆真っ向勝負で戦った結果。最後は齋藤が考えて離れて取って貴重な1ポイントを拾ってくれた。十分皆の良いところは出たと思う」と評価した。

 主な成績は次の通り。

 【団体】リーグ戦 (1)近大(4勝12点)(2)九州情報大(4勝11点)(3)金沢学院大(3勝11点)(4)朝日大(2勝6点)(5)愛知学院大(2勝4点)(6)同志社大(0勝0点)

 【個人】準決勝 石田幸希弥(立命)よりきり府中智希(金沢学院大)、大森康弘(金沢学院大)よりたおし大瀧康平(九州情報大)▽決勝 大森はたきこみ石田


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