花々彩り初夏を告げ 住吉大社「卯の花苑」

 初夏を彩る花「ウツギ」の名所として知られる大阪市住吉区の住吉大社「卯(う)の花苑(はなえん)」で恒例の一般公開が行われており、多くの参拝者が新緑の中で早くも見頃となった花々を観賞している。

 境内南側・武道館前に広がる卯の花苑は1986年に住吉景勝保存会が造成。現在は13種約500株が植えられている。

 卯の花苑内には、花の内側に薄いオレンジの模様が入るショウキウツギや、白梅を思わせるバイカウツギなどが咲き誇り、訪れた人たちに初夏の訪れを告げている。

 同大社によると今季は気温の高い日が多く、開花が例年よりも早まっているという。公開は31日までの午前10時~午後4時(観覧無料)。

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