連載・特集

大森均の釣れ釣れ草

2009マルキュー・MFGカップ全日本グレ釣り選手権大会

2009年12月4日

名手と新鋭、決勝激突!

(左から)2位友松選手、優勝の森井選手、3位宇井選手

 2009マルキュー・MFGカップ全日本グレ釣り選手権大会が11月28、29の両日、愛媛県宇和島市沖の日振島で開催された。各ブロック予選を勝ち抜いた17人の選手とシード選手3人、スタッフ選手3人を加えた総勢23人による熱い戦いが2日間にわたって繰り広げられた。

 ▽宮川明、藤原義雄選手が早々と敗れる波乱

 今大会は、紀州の古豪藤原義雄選手、トーナメント上位常連の福良元宏選手、釣り王国徳島のスーパールーキー森井陽選手などが昨年の覇者宮川明選手にどう挑むかが注目された。1回戦から宮川明、藤原義雄選手が早々と敗れる波乱の幕開けとなったが、注目の決勝戦は順調に勝ち上がった名手森井陽選手と新鋭友松信彦選手が「ナベ島」で激突。

 競技開始早々から両者が交互にサオを絞り合う、頂上決戦にふさわしい激しい攻防戦を展開した。その激戦の結果、ラスト5分前に良型のグレを引きずり出した森井陽選手が見事表彰台最上段に駆け上がった。また、惜しくも届かなかった友松信彦選手が準優勝、3位には宇井太選手が入賞し大会の幕を閉じた。

 ▽腕と人柄は群を抜く

 森井陽(36)選手に本大会について伺うと「1回戦からシード選手と当たり、2回戦は湾内の釣りを得意にしている福良選手でした。こんな強敵と当たって勝ち抜けすることができたのは、運が良かったからだと思います。決勝戦は、マキエとサシエを少しずらしてやや深めのタナを狙いました」と、謙虚なコメント。

 運がなければ勝てないが、腕がなければ絶対に勝てないのも釣りのトーナメントというもの。森井選手は、33歳の若さで釣り王国徳島の第59代の名人位を獲得するほど天賦の才に恵まれ、テレビやマスコミにも度々登場する名の知られた人だ。磯釣り界において、30歳代ではその腕と人柄は一人群を抜いている。磯のカリスマ江頭弘則さんのまな弟子は、師匠を超える日もそう遠くないかもしれない。

週末のイシオシ気配

■船■明石・兵庫

 海況が厳しい時は、大阪湾か播磨灘ならリスクが少ない。マダコとタチウオもしくはメジロの2本立てがオススメ。いい人でマダコ0.5〜2.0キロ15〜30パイとメジロ65〜75センチ1〜2尾もしくはタチウオ75〜120センチ2〜10尾。要予約。▽名田屋乗合船=電話078(912)7211

■磯■大引・和歌山

 イシダイはいよいよ終盤か。しかし、ビジャコ、オオクラ、ヒジキ、アシカなど全般的に姿を見せ好調持続している。アタリは頻繁。エサはウニ。また、フカセ釣りのグレもオオクラなどで30センチ前後が3〜7尾。水温21度前後。▽上野渡船=電話0738(65)1222

■筏■若狭本郷・福井

 シーズン終盤に入り若狭湾は総じて好調。30日、青柳の筏で22〜41センチ38尾。1日、22〜26センチ30尾。エサは共にシラサエビ。また、お土産に良型のマアジ(20〜30センチ)がサビキ釣りで50〜80尾程度は釣れる。▽金丸渡船=電話0770(77)0083

■波止(1)■垂水・兵庫

 垂水一文字でグレが依然好調。1日、25〜31センチ26尾。この調子ではしばらく大丈夫。ハリス1.2号、グレ針4号、タナ1ヒロ。エサはオキアミ。ほかに探り釣り(シラサエビ)でメバル15〜35センチ20尾。▽船長丸=電話078(707)7181

■波止(2)■妻鹿波止・姫路

 メバルの出足好調。夜釣りで13〜22センチ30尾程度期待できる。エサはシラサエビまたはブツエビ。タナは1.5ヒロ前後。ほかにチヌがオキアミのフカセ釣りで25〜40センチが5〜20尾前後(タナ2〜3ヒロ)。アジ(15〜25センチ)がサビキ釣りで30〜90尾。▽日の出渡船=電話0792(46)3030

  (大阪日日APG 錦 剛司)